「天」=世界のあるべき姿 本氣塾同志バトンリレー 黒澤さん

「本氣塾同志に火をつける本氣バトンリレー」のバトンが回ってきたので、ご紹介です。


「天だ」(『蒼天航路』李學仁/王欣太より)


これは蒼天航路という漫画に登場する、主人公の曹操孟徳の言葉です。

この言葉は多くの場面で登場するキーワードなのですが、物事の究極の根拠として用いられています。

たとえば、序盤で曹操が裁判で罪人として裁かれそうになったとき、曹操の正しさを証明するものとして、これが登場します。

私は、最初、この漫画を読んだときに「天」の意味がわかりませんでした。

しかし、今ではその意味がはっきりとわかります。

それは、この宇宙から帰納的に導かれるあるべき世界の姿であるといえるかと思います。

何か一つの物事に偏らない、この世界のあるべき姿がなんであるのかを模索し、追求することが、世界を変えようとする人に求められることなのではないかと思います。

私もこれが何であるかを追求していきたいと思います。

ちなみに、漫画では、曹操の「天だ」の対比として、「天」を否定し己自信を追求しようとした董卓や、途中まで「天」に沿っていたものの武装蜂起により「天」から逸れてしまった黄巾党なども登場し、とても興味深いです。

漫画とはいえ、世界を変えて行くということはどういうことなのかのヒントが得られるので、かなり長いですが、興味がある方は読んでみてください。